2008年8月30日土曜日

「投げと打撃」

オリンピックで柔道の100kg超級の金メダルを取った「石井選手」。
同じ国士舘大学で、非常に嬉しい。

彼はその発言に問題があるらしく、テレビ出演は連盟からストップがかかっているらしい(笑)

あの正直な発言がその原因になったのか(笑)

国士舘は柔道・剣道は非常に強い。レスリングなど伝説の先輩もいる。

彼の先輩と今度、稽古ができる。嬉しい(笑)

投げを知らない人はすぐに投げられる。

柔道の軽量級などを見れば分かると思うが、あのバランス感覚の良さは、まるで体操選手のようである。

一流選手は「崩し」も上手い。腕力・脚力が強いから、柔道が強いかと言えば違う。

柔道は、センスである。他の武術、武道、スポーツでも同じだろう。

打撃系の出身の人は、投げに弱い人が多いみたいだ。
投げも学ばなければ、対処する事は出来ない。

反対に組み技系出身の人は、打撃に弱い傾向がある。
打撃を学ばなければ、対処できない。

あらゆるものを学ばなければ、いけない。

「技は常に進化する。」

投げをバカにする者は簡単に投げにやられる。

打撃をバカにする者は簡単に打撃にやられる。

寝技をバカにする者は簡単に寝技にやられる。

武器術なども同じである。

不二流体術は、どちらにも属さない独特の動きもある。

非常に面白い。

だが、難しい。

研究心、探究心は無くしてはならない。

常に持ち続けなければ・・・

う~ん!時間が足りない。

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2008年8月29日金曜日

「色々な先輩」

私の回りの兄弟弟子の関係はと言うと、田舎の親戚関係みたいなものである。

どうかすると、兄弟のような関係もある。

私自身、その様な関係は好きである。

全員が全員その様な関係になれる事はないが、1人でもそういう関係になれるというのは、非常に嬉しい。

自分の財産になる。

田舎の親戚みたいなものだから、うるさい人もお節介な人も色々いる。

うるさい人は本当に一日中喋っている人もいる(笑)
駄目出しばかり出している人もいる。
今日は、社会に出てからの初めての先輩と久しぶりに会った。

福岡は飯塚の男である。今は歌舞伎町にいる。全然、変わっていない。前述のカンボジアの先輩と非常に仲がいい。

この先輩とも同棲?していた(笑)
本当の兄ちゃんみたいな人である。

この人は柔道が強い。この先輩の幼馴染で、後輩に当たる柔道家がいる。全日本で常にトップだった男。
今度、一緒に稽古に行く。嬉しいなぁ。

国士舘の応援団時代に思った事がある。

国士舘の応援団には色々な先輩がいた。

いい先輩。悪い先輩。意地悪な先輩。見習いたくない先輩。

色々な先輩がいることで、後輩が育つ。
優しい先輩ばかりの所は後輩が育たない。

厳しい先輩、優しい先輩、意地悪な先輩、色々な先輩が後輩の為には必要である。

反面教師になる先輩もいる。憧れる先輩もいる。

反面教師は結構、多かったですね(笑)

色々な人達がいるほうが、組織的には強い組織になる。

そして、その後輩も強くなる。成長する。
間違いない。

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2008年8月28日木曜日

「予測不可能」

先だって取材して頂いた方のブログです。
気を遣って頂きました。有難うございます。
ココをクリック


世の中のものは一対になっている。

「右があれば左がある」

「上があれば下がある」
上を見てもキリが無く、下を見てもキリがない。
自分より下の人間がいれば、辛抱はきく。

「生があれば死がある」
生と死について考えるのは、哲学と宗教しかない。
今は語る場所も無い。

「悲しみがあれば、喜びがある」

「不幸があれば幸福もある」
不幸だと思っていても、それが実は幸福の始まりだったという事もある。

「女がいれば男がいる」

「出会いがあれば、別れがある」
これは「縁」というもの。
お釈迦様でも解けなかった。
先日、取材でお会いした方と私の先輩に繋がりがあった。

その先輩は今はカンボジアの地で頑張られている。
若い頃に一緒に住み、一緒に仕事していた。
かなり、お世話になった。

純粋で真っ直ぐな先輩。真っ直ぐすぎて、切れると恐い(笑)
若い頃に新宿で飲んでいて、突然いなくなった。
探したら、路上に寝ていた。

何と!手に包丁を握って、大の字で寝ていた(笑)

起こさずに帰った(笑)
今は狭い日本が住みあきたと、カンボジアに行った。
元気でいるらしい。
会いたいな。

縁は不思議なもの。

全く予測不可能である。

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2008年8月27日水曜日

「好きな事」

好きな事をして御飯を食べれている人は、世の中にどれくらいいるのだろうか?

好きな事を職業として生きている人というのは本当に少ないのではないか?

私の同級生で自分探しをしている人間がいる。
しかし、彼はいまだに親元におり、生活している。

独立している人なら話は分かるが・・・

自分探しと言えば、聞こえはいいが、そんな事を出来るだけでも、この日本は幸せな国。

後進国に行けば、今日を生きるのに精一杯。
「自分探し」等と言えば、「この野郎!」と怒られるだろう。

戦前、戦時中、戦後の生まれの方々は物の無い時代に生きてきた。

だから強い!精神力が違う。

昔、今日の御飯も食べれない時代が私にもあった。

そういう時でさえ、月に一回の上京を強制させられ、先代の大先生や兄弟子の下で稽古を受けていた。

「金がありません!」と言うと、「金を借りてでも来い!」と言われ、深夜の夜行バスで15時間かけて、東京まで行っていた。
その時に兄弟子で2人だけ苦労をしている人達がいた。

一緒に道場で稽古し、同じ釜の飯を食い、道場に寝泊りしていた。

その1人は今では私を支えてくれている貴重な存在である。

詳しくは述べれないが、私の生命の危機があった時に「手弁当」で飛んで来てくれた。

何物にも替えれない「財産」である。

こういう「絆」は強い。何があろうが鉄壁である。

一生懸命に稽古した結果に、付随して出来た貴重な財産。

道場や稽古は技術を学ぶ事だけではない。

今でも好きな事を続けていられる私は「幸せ者」である。

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2008年8月26日火曜日

「奉納演武会」

今日は中野の氷川神社にて「奉納演武会」。
午前中は、道場近くの商店街の「御神輿」に参加。
朝の7時半より、昼の13時まで。


御神輿というのは疲れますね。

慣れていないので、肩が異常に痛む。

神輿を担ぐのに慣れている人は凄いです。

あの肩の異常な盛り上がり。毎週担いでいる人もいるらしいですね。

体力的にはいけても、担ぎ慣れしてないので腰にきました(笑)

昼飯を食べてから、演武会の準備。

小さな神社ですが、立派な「能楽堂」があります。

20数人で奉納演武会に参加。

奉納演武会の前に、全員で昇殿参拝。奉納奉告祭を神前にて行う。


まずは、子供教室の子供達による演武。

次に中村師範による「棒」の演武。

白帯より順々に演武。

今日、初めて演武する者たちは非常に緊張していました。

しかし、いい経験になったと思います。

終わってから、道場にて簡単な直会。


演武会から撮影もありました。

道場の直会の後にも撮影。

出来上がりが楽しみです。


前述したブログでも説明した通りに、白帯の人の指導を失敗し、とんでもない事をさせてしまった、今回の演武会。

しかし、全体的には良い演武会になったのではないかと思います。


技術の指導だけではいけないと、改めて思った良い機会でした。

難しいですね。指導というのは本当に。

指導なんかしない方が楽ですね(笑)

そうだ!気の向いた時だけ指導するというのはどうでしょう?(笑)

ウン!それが楽で良い。そうしよう!

そんな無責任な事、果たして出来るだろうか・・・

無理だろうなぁ(笑)


駄目だなぁ。修行が足りない・・・

こんな事言っているようじゃ、小さい人間だなぁ、俺は・・・

やり直しだ!

結局、いつもそこに行くなぁ(笑)

毎回、反省ばかり・・・(笑)


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「やり直し」

質問されました。「ブログのアップ時間が何故、0時10分に毎日なっているんですか?」

意味はありません(笑)その時間に、セットしているだけです。
毎日、書く時間が無いので、まとめて書いて、書いた分を一日おきに0時10分にセットしてます。

一週間分とか書いて、セットしている時は日にちが、かなりずれた話をしてる時もあります(笑)

まぁ、あまり細かい事は気にしないで下さい(笑)


話は変わりますが、「やっちまったなぁ!」「なぁにぃ!」って、お笑いの人がいましたね。

いやぁ~!やっちまってしまいました。私が(笑)

演武会がありました。

普通は、白帯の人達は出場させないのですが、出場させてしまったのです。

いや、いい経験になるかと思っての事でした。

出来、不出来は関係なく、経験をさせたかった。

そこまでは、良かったのですが、何とその人は「袴」を穿いて来てしまった。

不二流体術では、「袴」は三段からしか穿いてはいけないのですが、その人は知らなかったんですね。

言ってなかった、私も悪かった。しかし、そんなのは当たり前だというのが私にはあった。

私のミスですね。お互いに嫌な思いをしてしまいました。

その人は、一生懸命に演武会の為に稽古をしていました。たった2週間ですが(笑)

可愛らしくもあるのですが、2週間は2週間。

演武では、「2本やりなさい。」と伝えていたところ、「7本やります。」という。

いやいや、それは・・・(笑)

結局、4本させました。初めてにしては、出来は中々よかったですね(笑)

最後に「中々、よかったよ。頑張ったな。」と声をかけたところ、「あぁ、そうですか。」と凄い答え(笑)

どちらが、師匠かわかりません(笑)

ちゃんとした、指導をしない為に、こういう人を作り出してしまった。

反省しました。

この人は、もう来ないでしょう。惜しい人をなくしました(笑)

指導すると言うのは、本当に難しいですね。これを、やり続けている先生達はたくさんいますが、尊敬します。

今度、色々な指導者の人達に聞きにいこう(笑)

まぁた、イチからやり直しだぁ!(笑)

さぁ!がんばんべぇ!(笑)

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2008年8月24日日曜日

「マイナスの空気」

マイナスイオンなら良いが、マイナスの空気を出す人というのは、何故そうなるのだろう?

あの、どんよりとした空気。

どうやったら、あのマイナス空気を出せるのかを教えて欲しいぐらいだ。本当は教えて欲しくないが・・・(笑)

人間の脳みそは、上手くできている。

考えている事しか、人間はしない。

マイナスに考えれば、マイナスの方向に進む。

プラスに考えれば、プラスの方向に進む。

考え方一つで、進み方が全く変わる。

滝場はマイナスイオンの宝庫である。いるだけで、気持ちいい。


ある時に東京の道場で、質問された。

彼「今から先、仕事でどういう方向に進めばいいのか、迷っています。」
マイナス空気をガンガンに出している。

私「えっ!何で!仕事があって、ご飯食べれるなら幸せだろう。」

彼「えっ!そうですか?」

私「世界中には、ご飯食べれなくて、死んでる奴らも沢山いるというの   に、君は日本に生まれてきただけで幸せだよ。」

彼「な、なるほど!そういう考え方もあるんですね!」

う~ん!不思議な奴だ。何が不満なのか分からない。

有り余りすぎの不満なのだろう。

彼「目からウロコが落ちたようでした。」

と言ってから、稽古にはあまり来なくなり、遊び歩いている(笑)

何か彼なりの、悟りを開いたのか(笑)

へんに答えない方が良かったか・・・(笑)

横浜の街で、毎晩、喧嘩三昧の日々をおくっているというのを、風の便りで聞いた。

まぁ、また喧嘩に負けたら通いだすだろうな(笑)

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2008年8月23日土曜日

「あきらめ」

武術とは何か?

生き残る為の「技術」である。

その生き残る術、精神を教える場所が道場。

道場は死に方を勉強する所ではない。

死に様を、ウンヌンという人がいるが、話はしたくない。

人間、死に様よりも「生き様」である。

少し、躓いただけで「へこむ」人をよく見かけるが、「何で?」といつも思ってしまう。

私の場合は、転んでからが「勝負の始まり」なのである。

タダでは起きないし、シブトイ(笑)

この日本では、三度の飯が食える。これ以上の幸せがあるのだろうか?

戦争に行っていた、東南アジアの山奥では、戦争難民が何万人といた。

その人達は、一日一回の飯を食べるのにも苦労していた。

薬が無いというだけで、病気で死んでいく人達。

戦争によって、手足が無くなった人達。

その場面を、いつも思い出すと、今この日本にいること自体が幸せに思える。

今の日本では、三度の飯が食えるのだから、男を磨けというのは、どだい無理な話なのであろう。

職人の世界でも、渡世の世界でも「部屋住み」というのは最近は無いらしい。

我慢できなければ、部屋住みは出来ない。

少し何かを言われたぐらいで、プッと怒ってどこかに行ってしまう若者。

苦労が足りないなぁ(笑)

苦労をして、いい顔になった男は本当にカッコいい。

その顔に刻まれた、皺の一つ一つがまたカッコいい。
出来る事なら、そうありたい。

私にとって、不幸というのは、飯が食えない、生命の危機がある、という事以外にはない。

飯が食えてて、不幸だ!不幸だ!という人がたまにいるが、そういう奴は、どんな状態になっても不幸なのだろう(笑)

また、そういう人間は「あきらめ」も早い。

私の場合、棺桶に入るまでは絶対に何事も「あきらめない」(笑)

私をあきらめさそうと思うのだったら、棺桶に入れるしかない(笑)

早く入れてくれ~!(笑)

でなければ、生きている限り闘い続ける(笑)

あきらめが悪いんだなぁ(笑)

さぁ!こい!(笑)

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2008年8月22日金曜日

「プレッシャー」

日本女子ソフトボールの「金メダル」おめでとうございます。

凄いですね!執念の勝利。重圧は凄かったでしょう。

人より上に立つと言う事は、何かを背負っていく事。

上に行けばいくほど、その背負う荷物は重く大きくなっていく。
精神力が強くなければ、その重圧に負けてしまう。

上に立つ人で重圧、プレッシャーがない人などいない。

常に重圧と闘っている人は、見ていて凄いと単純にそう思う。

そういう人は、自分の精神状態をコントロールする。

精神状態がいいという事は、身体も健康でなければならない。

自己管理能力が優れていなければ、その立場を継続する事が出来なくなる。


昔の「ちょんまげ時代」は、その人その人の背負うものの為に命をかけていた。

しかし、今はそれはない。

辞めれば終わり。
だからなのか、薄っぺらい人間が増えたのは?

そういう人間と話していると、本当に薄い。

重圧から常に逃げている人間は、非常に薄っぺらい。

背負うものが無い人間も薄っぺらい。


重圧を常に耐えている人間は、重厚である。

人間、忍耐力というのは大事なもの。

忍耐力がある人間は、人生何とかなるものである。

我慢がきけば、何とかなるものである。

忍耐力というのは、もの凄い才能である。

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2008年8月21日木曜日

「精神病」

「新型うつ病」が話題になっていると言う。
アメリカで提唱されたものらしい。

日本の職場もアメリカ型になってきているのであろう。

私自身どうなのだろうと振り返ると、病院に行けば、おそらく「精神病」と診断される。間違いない。(笑)
今、中国の北京で開催中のオリンピック。出場している人達は、間違いなく専門家である。
専門家とは○○バカと呼ばれる人々。


そういう人達は、その道の「キチガイ」である。今はこの言い方は駄目なのかな?

どの分野、何の職業でも、「キチガイ」になった人が、その道の一流となる。
人の上に立っている人もそうであろう。まともな神経でいられる訳が無い。

人の上に立つ人々も、ある意味「キチガイ」でなければ務まらない。


と考えると、人間というのは、上に上がれば上がるほど精神は侵されていくのか?

最下層、貧乏な人間ほど性格は明るいと思うのは私だけであろうか?

金持ちほど暗い(笑)

たまに笑っている人を見かけるが、おそらく馬鹿笑いでもしなければ、やりきれないのであろう。間違いない(笑)


心底、腹の底から笑えるのは、貧乏な方がいいのかもしれない(笑)

書きながら一人で大笑い(笑)
俺って幸せな野郎だなぁ(笑)


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2008年8月20日水曜日

「脳内物質」

キレル若者や、引きこもりなどの、対人関係の問題が深刻化していることで、文部科学省が「脳の機能や構造」について、研究を始めるという。
脳内物質の働きを研究していこうというこということなのだろう。
ドーパミン、ノルアドレナリン、セロトニン等の事。

セロトニンは、不規則な生活や日光に当たる機会が少ないと、分泌が少なくなると言う。

セロトニン分泌を増やし、ストレスに強くなる為には?

ある大学教授の研究によると、セロトニンは一定のリズム運動によって「活性化」されるらしい。

毎日の20~30分のリズム運動。

歩く、走る、自転車など、何でもいいそうです。

少しの運動というのは、人間にとって非常に大事なものだというのが、これでも分かります。

人間は「歩く」というのが、やはり基本なんですね。

最近は、ウォーキングしている人の姿をよく見かけますが、非常にいい事です。

ウォーキングは20分以上すれば、脂肪も燃えるし、足も強くなる。
ダイエットできて、足腰も強化され、脳内物質も活性化される。

いい事だらけです。

でも、たった20分なんですが、出来ない人が多いです(笑)
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2008年8月19日火曜日

「パイ」

酒に酔うというのは非常に恐い(笑)
私自身が、恐い思いをしていただけなのかもしれないが・・・
学生時代の話。
友と酒を飲んでいた。

彼は自分の部屋に、先に帰ると言う。
私「もう少し、飲んだら俺も部屋に行くよ」と声をかける。
友は自分の部屋に先に帰る。
さぁ、そこから酒飲みの卑しい根性が出る。

もう一杯、もう一杯としこたま飲んだ後に、フラフラになりながら店を出て友の部屋に向かう。
友の家に泊めてもらう為に。
彼のアパートの前に着く。ドンドンドン!
「お~い!あけてくれ~!」ドンドンドン!
中々あかない。寝てるのかな?
「お~い!」ドンドンドン!ドンドンドン!
ガチャ!ドアが開く。
その瞬間から記憶が無い。
気付くと警察署に居る。
「んっ!な、なんだ!なんで?こんなとこに居るんだ?」
警察署に居るだけならいいが、目が覚めた場所は「留置所の中」!
応援団だったので、学生服のまま。おぉ~!なんだぁ~!お、檻の中だ!
そばにいる看守さんを呼ぶ。「な、何で俺はこんな所にいるんだ?」
看守「覚えていないのか?」
私「覚えていない」
看守の説明によると、友の家に行ったつもりが、友の隣の他人の部屋だったらしい。
「住居不法侵入」で110番され、御用となる。
ドアを開けてくれたのは、友ではなく、隣の部屋の住人のアカの他人。
ビックリしただろうなぁ・・・
ドアが開いて、入った瞬間にその場で倒れ、寝込んでしまったらしい。
110番するのも、分からないではないなぁ・・・
その人にとっては、かなり迷惑な野郎だなぁ(笑)
全く覚えていない為に何も言えない。その上に、110番通報できた警察官と乱闘していたらしい。
「公務執行妨害」もついて、見事に「現行犯逮捕」。
ひえぇ~!
その時に初めて知った。警察署というのは48時間しか拘留できないということを。
48時間すると検察庁に送られる。そこで、木村拓也扮する「HERO」に出てくるような、検察官が取調べをする。
いや、そんなカッコいい人は見た事が無い(笑)
そこで、起訴か不起訴か決まる。不起訴の場合はそこで釈放される。
起訴の場合は、また警察署に逆戻り。
丁とでるか、半とでるか、運命の分かれ道。「ファイナルアンサー?」
そんな事は言われないが(笑)
朝は運動と言って、全部の捕まっている人間が一緒になる時間がある。
私だけ、学生服なので非常に目立つ。 皆から言われる。「シカンのエンダンかい?」国士舘の応援団か?という事。
「何した?」事情を説明すると、「あ~!そんなのヨンパチでパイだ!すぐパイだよ!」「んっ!ヨンパチ?パイ?パイって何だ?」意味が分からない。

説明を受けて初めて分かった。ヨンパチとは48時間拘留の事。パイとは釈放されるという事だった。
う~ん!こういう所にも専門用語があるんだなぁ。
勉強になるなぁ(笑)

見事に予想は当たり、無事に釈放される。
う~ん!やはり何事もベテランの予想は当たるなぁ(笑)
二十歳の夏の出来事。



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2008年8月18日月曜日

「呼吸停止」

今日は稽古前に、豪雨があったせいか幾分、道場の中は涼しかったです。

初段補の彼と、マンツーマンの稽古。

基本稽古を細かく指導するが、だいぶ崩れている為に、時間はかかりそう。

基本をすればするほど、応用の仕方も分かり、応用をすればするほど、基本の重要さが分かる。

稽古というのは本当に面白い。

2級の彼には、白帯の男性の指導を頼む。

基本稽古に熱が入りすぎて、いつの間にか時間はオーバー。

急いでスタミナ稽古に入る。

今日からは腕と足の強化も加える。
終わると皆、へとへとで無口に・・・
私は1人でニコニコ顔(笑)

独り言をブツブツと「強くなる!強くなる!皆!強くなる!」

笑いながら一人ブツブツ言っているので、後で考えると恐い(笑)

独り言を言っているというのは、嬉しいんですね(笑)

道場を出た後は、ファミレスで食事。

今日は初めての彼も一緒に。

初段補の彼は、それが嬉しかったのか、ずぅ~と喋っている。

彼は本当によく喋る。喋らせると、止まらない。
地元話が多い。

一つのことを話していると、必ず脱線して、地元話になる(笑)

そんなに地元の事を宣伝しなくてもいいんだが・・・(笑)

女性と話をしているのを見た事もあるが、やはり地元の話をしていた(笑)

彼にとっては大事な、ネタの一つなのであろう。

彼にはもう一つ特徴がある。

かなりな、面倒くさがり屋なのである。

面倒くさがりの性格は、虫歯になった彼を死に至らしめるまでいった事もある。
虫歯が痛いというので、推薦する歯医者を教えたが行かない。

だが痛がる。また薦める。だが行かない。

とうとう虫歯の膿が悪化して、顔がおたふく風邪の様に腫れあがり、膿は喉にまでつまり、呼吸が止まり、緊急手術!
虫歯の膿で呼吸停止で死にそうになったというのは、私の人生の中でも聞いたことが無い!

彼は面倒くさがった結果で、死ぬのも悪くないのか・・・(笑)

変わった奴である(笑)

入院から無事に退院した彼は、相変わらず、歯医者通いをしていない。

懲りない男である。次に呼吸停止になったら、ほっとこう(笑)


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2008年8月16日土曜日

「弟子」

私達の世界では、師匠と弟子が師弟関係を結び、師匠は弟子に「教え」を伝授をしていきます。

縁があって、門人となり、師弟関係を結びます。縁は大事にして欲しいですが、大事にしない人もいますね(笑)

兄弟子のお弟子さんには同じ、不二流体術なのですが、教え方が人それぞれ違うので、技術的なことはあまり言いませんね。
精神的なことは言いますが。

師匠がちゃんといる人には何も言いません。
本部道場に来て、教えてくれと言われれば、教えます。

自分の弟子でも、あまり言わないですね(笑)
今までは、ほとんど言いませんでした。

最近です、少し言うようになったのは。

先代が引退されてから、東京の道場では初めて教えるようになりました。

それまでは、どんなに間違った事を、その人達がしていても決して言わなかったですね(笑)
結構、多かったですね(笑)

本当に今年に入ってからです。言う様になったのは。

先代の大先生から、宗家を継承し現在で1年。私自身の意識が変化しました。


今まで弟子ではなかった人達も全員、弟子になったわけです。


弟子になれるのも、弟子になれないのも、その人自身の問題ですね。

素直じゃなく、教えを受ける気が無い人には、私は全く教えません(笑)


先代の大先生は、答えを言われない人でした。

皆、答えを欲しがりますが、カンニングばかりしている人は結局、上達できません。
地力がつかないんですね。結局。手取り足取りだから。

勉強も同じではないでしょうか?

自分で答えを導き出した人のほうが、強いですね。間違いなく。

レベルによって、導き出す答えも違いますが・・・(笑)
間違いの場合も多く見られますが、努力の気持ちはいいですね(笑)

言わないからといって、見てない訳ではないです。良く見ています。
1人で、それで良いんだと、頷いている事も多々あります(笑)

縁が出来る人も要れば、切れる人もいる。

そんなんで、運営できるのか?出来ないだろ!(笑)
もう少し、考えろよ!(笑)
どうにかして下さい。この性格(笑)

今までは、自分を鍛える事だけに精一杯でした。

教えてない人は、久しぶりに見たりすると、目を塞ぎたくなります(笑)
見たくない、見たくない(笑)

どうしたら、こんなになるのかが不思議ですが(笑)

正しく覚える事の重要さ。

技でもそうですね。初めは私も全然出来ませんでした。

力任せという言葉が合っていましたね。

ある時を境に、技と言うものが分かるようになっていきました。

基本がシッカリ出来てきた時からです。

軸がシッカリして、手先だけで動かなくなりました。
身体の軸がシッカリしてきて、身体の運用方法が分かるようになって、技は自然に出来てきます。この、身体の軸を分かってない人が多いんですね。意外に。
技から入っている人は、すぐに駄目になりますね。

何故かって?基本ができず、軸がシッカリしてないから。
基本に帰ろうにも、基本が分からないので、何をしていいのか分からなくなります。

基本さえシッカリ出来て、軸がシッカリしていれば、技は千変万化。
無限ですね。

でも、基本が出来ない人は、すぐに別の事をしたがりますね。

基本が分からないから、何かをしたいんでしょう(笑)

基本は単純な動作の繰り返しですから、飽きやすいんですね。
この基本稽古が非常に疲れます!いや、異常に疲れるんですね。

適当に流している人は、いつまでたっても上達できません。
でも、コツコツそれをするしか、上達する手は無い。

残念ながら、それ以外は手はありません(笑)
コツコツを嫌がる人は上達できません。当たり前なのですが・・・

それ以外の手があれば、私が教えて欲しいです(笑)

そんなものは、ありません(笑)


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2008年8月15日金曜日

「年中無休」

皆、段々と暑さには慣れてきました。これで、涼しくなったら楽勝ですね。

スタミナが自然にアップしている。慣れとは恐ろしい。

いやぁ~!一年後が非常に楽しみです。この稽古に慣れれば、いつの間にか皆、上達して、スタミナもアップしているでしょう。

普通、3年かかるところを半分で行こうとしているので、きついのはしょうがないですね(笑)

稽古が終わると、皆無口になりますが、いいですねぇ、こういうの。

更に、ハードにしていきたいですね(笑)

お盆だと言うのに関係ありません。

稽古には、盆も暮れも、正月もありません。

毎年の大晦日も、稽古しますし、滝にも行きます。

大晦日は毎年、凍てつくような寒さです。

大晦日から元旦にかけて、滝を頂いていると、寒さで身体が麻痺して動けなくなったりします。
麻痺するまでと言うのは、本当は危ないのですが・・・

寒すぎる時と言うのは、岩場で足や手を切る人も多いです。

気を付けなければなりません。

稽古と言うのは、年中無休。

自分自身との戦いですから、休みはありませんね(笑)


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2008年8月14日木曜日

「撮影」

以前、言っていた雑誌の掲載がほぼ決定しました。内容がハッキリするのが、今月末なので、またお知らせします。

その方が、九州に来て「Vシネマ」の撮影をしているというので、会いに行きました。

気功の先生の撮影でした。

劇画の大家の「村上和彦」先生がプロデューサーをしていたみたいで、村上先生もいらっしゃいました。

先代の大先生とも知り合いらしく、話をさせて頂きました。

また、私のお世話になっている、大阪の先生とも懇意にされていて、忘年会でもお会いした話などで、話題はつきませんでした。

ドラマとか、映画の撮影とは非常に大変なものだなと、思い知らされました。

凄いですね、役者さんというのは。

その方は、ボクシングをしていたらしく、気を遣っていただいて、話を盛り上げてくれていました。

非常に、気さくな方でした。

総本部道場で最終的な打ち合わせと、撮影を行いました。

撮影を行う前に、弟子と稽古をしていました。

飛び込みで、看板を見ましたと、キックボクシングをしていたと言う、若い方が見学に来られました。

明日の稽古に見学に来てくださいと言い一旦は帰ってもらいました。

私の弟子を相手に、なるべく簡単な技や基本稽古の動きを説明しながら撮影。

撮影を終えてから、その方と食事に行きましたが、お互いに酒を飲まないのに、話ははずみ色々な話が出来、充実した内容の企画も新たに作って頂き、本当に感謝ですね。

新しい企画はまだ、どうなるかは分かりませんが、実現しそうになったら、お知らせします。

その話は深夜まで続き、気付くとAM3:00。

お互いに、ウーロン茶しか飲んでないのですが、不思議な縁を感じました。

やはり、縁というものは間違いなくありますね。

その方と、共通の知人が「かなり」いました。驚きましたね。

縁は異なもの。

最近、つくづく縁を感じます。

繋がる人、切れる人。切れる人は、あまり気にしません。

そのぐらいの付き合いだったんだと、思います。

これだから、友達があまり出来ないんですね(笑)

もう少し、本音を言わず、愛想よくすればいいんでしょうが・・・

出来ないんですねぇ。それは(笑)

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2008年8月13日水曜日

「人の縁」

沖縄というのは、空手が盛んなんですね。
沖縄空手を10年、柔道を10年しているという人と会いました。

もう、53歳になる男性。顔はいい男です。

知人の小学生時代からの同級生。番長だったそうです。
この時代の、ヤンチャは今とは格が違いますね。
手は私よりもごつかったです。

かなり、ヤンチャしていたみたいですね。

沖縄では「ヤンチャ」の事を「うーまく」というらしいです。

何故か、すぐに仲良くなってしまいました(笑)

初めてお会いしたのですが(笑)

「飲みに行こう!」と言われ、勿論ウーロン茶ならず、さんぴん茶で夜中までお付き合い(笑)楽しかったですね。
一緒にいるのは、私より年が少し上の人。自衛隊にずっといたらしいです。

身長は190cm。でかいです!
「俺は、自衛隊では徒手格闘、得意だったんだ!」
ここは、沖縄のイントネーションで。文字では伝わらないですね。

何故か、対抗するような事を言われる(笑)男はいくつになってもですね(笑)

そのうちに、飲み屋の中で腕相撲が始まる(笑)何でかな?(笑)
色々と武術について、質問攻めされる。かなり、高度な質問内容。さすがだなぁ、と感心してしまう。

もう1人は、沖縄相撲の人。沖縄相撲というのは、大相撲とはルールが違うらしいです。
聞くと、右四つで組み合ってからが、始まりらしいです。

一度してみたい、と言うと。

「やりなさい!あんたは、いい肩の筋肉してるよ!こういう肩の筋肉の奴は、結構いけるよ!」
ここも、沖縄のイントネーションで(笑)

80キロ以下は軽量級だから、私は軽量級みたいです。

今度、稽古させてもらおう。

意外な才能があって、沖縄相撲に転向したらすいません(笑)

まぁ、冗談はこのくらいで(笑)

このブログで知り合った沖縄の方もいる。

今度、その方の道場をのぞかせて頂く事になった。

有難い。こんな出会いもあるんですね。

出会いと言うのは、本当に不思議なものです。

お釈迦様でも、これだけは解けなかった。カルマという言葉を残した。
日本では「縁」と言う。


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2008年8月12日火曜日

「質問」

2年前になるが、先代の大先生に、ある質問をした。

「えぇ~!う~ん!あらぁ~!う~ん!」その後は黙っている。

私自身、何年間もずぅ~と考えていた事を、今が聞くべき時だと思い聞いたのだが、聞かれた大先生は黙って考え込んでいる。

大先生「とうとう、気付いたか!今まで30年間、その質問をしてきた奴はいない。お前が気付くとはなぁ。」


大先生「結局、この事は朝から晩まで常にこの事を考えてなければ、気付かない事だ。お前は考えていたんだなぁ。寂しいなぁ。気付いちゃったか!」
最後の「寂しい」というのは、えっ!と思ったが・・・(笑)

大先生「お前、いくつになった?」私「○歳です。」大先生「そうか、俺が○○な事をしていた時も、○歳だったなぁ。あとは、お前の工夫次第だな。」

師匠の肌を感じるという表現は、あっているのかどうか、分からないが、師匠の風を感じ、触れ、吸収してきた。

技術だけではない。技術というのは、ほんの一部。

それを編み出すまでに至った過程が大事。

師範といわれる人も、それを分かっている人は中々いない。

それだけ研究心が足りない。足りない人に限って、意味不明なことを述べたりする(笑)

その過程を考えるからこそ、意味がある。その過程を考えるから初めて分かる。

ジム感覚の人には、一生かかっても理解は出来ないだろう。
また、あっちに行き、こっちに行き、としている人は気付いたら、いつの間にか年を取っている(笑)

先日も大先生と、こんな話しをしたら、「そうそう、そういう奴は結局、何にも、ものにはならないな。かわいそうだがな。」と、同じ事を言っていた。

流派というのは、それぞれ「思想・精神」がある。
「思想」=「精神」スピリッツが無ければ、ただの「ジム」になってしまう。

不二流体術スピリットを伝えていかなければならない。

私が基本稽古で要求している事は非常に厳しい。

これが完成されれば、相当なレベルである。という事を要求する。

基本が奥義である。

わかるかなぁ(笑)分からんだろうなぁ(笑)

それでいいのだぁ(笑)ここは、バカボンのパパのように(笑)

鼻毛だして(笑)

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2008年8月11日月曜日

「基礎体力」

この間、東京の道場で基礎体力の質問をされました。

彼には前にも、ちゃんと言ったのですが、その時には頭の中に入っていなかったんですね。

力が要らないって、筋力が全然無い人が、強くなれるわけがありません。
こんな事は、基礎の中の基礎なのですが。
ロードワークも筋力トレーニング、腕立てふせも筋力トレーニング、腹筋も筋力トレーニングですよね。

バーベルやダンベルで負荷をかけることだけが筋力トレーニングではないです。
彼は基礎体力の無さを現在、痛感しているみたいですが、痛感したならやればいいんです。

やり方は聞かれれば、教えます。聞かなけりゃ教えないって!
そうなんです(笑)

いや、教えているんです。必ず、一回かニ回は言ってますが、分からない人の耳には入らないんです。聞く気が無い人の耳には入らない。

ですから、それ以上は言いません。また、分かりたい時には聞いてくるでしょう。と、思ってます。

昔の道場では、雑巾がけが筋力トレーニングでした。水を運ぶのもそう。畳を持ち歩くのもそう。物凄い筋力トレーニングです。
雑巾がけなど、足腰の為には凄いいいですね。

基本稽古で要求するレベルは非常に高いものです。

ですから、基礎体力がない人には、当たり前の事ですが、いつまでもいきつけません。

私がそういうことに気付き、先代の大先生に質問しました。まだ、白帯の時です。
「○○を○○回、○○を○○回、○○を○○回、このぐらいを平気でするぐらいの、基礎体力はこの基本稽古をするには当たり前ですね?」

大先生「そうだよ。当たり前だろう。何聞いてるんだ?」

その時にいた、人達に同じ事を聞きました。そういう話が分かる人はいなかったですね。皆、違う話をしていた。

チカラ入れるのを知って、チカラを抜くんですね。分からない人は初めからチカラ抜けとか言って、ケチョンケチョンにされます(笑)
そりゃ、そうでしょう。超能力者じゃないんだから(笑)
プロスポーツでも何でも、全く筋力の無い人が出来る訳がないでしょう(笑)

今は、北京オリンピックの真っ最中ですが、皆物凄い稽古量をこなして、鍛錬しています。

稽古量をこなすには、基礎体力は当たり前です。

鍛錬した者が、最終的には勝ちです。

稽古の結果は身体に現れます。

気付いたら、やりましょう。

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2008年8月10日日曜日

「千日・万日」

ゴホン!え~!「鶴は千年。亀は万年。桃・栗三年。柿八年。」

これは全く関係ありません(笑)申し訳ない(笑)何となく言ってみたかっただけです(笑)

話を戻します。武術の稽古では、こういう言葉があります。

「千日をもって初心とし、万日をもって極みとする。」
これが言いたかったんですね(笑)

一日2時間稽古して、週に5日で10時間。月に4週として、一ヶ月で40時間。12ヶ月で480時間。一年で480時間。2年半で1200時間。
高校や大学などでの空手部や柔道部などは、大体このぐらいの時間が目安ですね。

そのぐらいして、初段になる。千日で初めて黒帯をしめれる。一つの目安です。
千日といえば約3年。

この計算は週に5日で、2時間ですから、週に2回とか3回の人はもっとかかるのは当たり前ですね。

週に2回の場合だと、2時間かける2回は4時間。かける4週で16時間。かける12ヶ月で192時間。1000時間で考えても、5年以上かかりますね。

不二流体術は、今の道場が出来る前は、小学校の道場を借りていました。
稽古日は週に一回。これだと、10年しても黒帯はもらえません。

先代の大先生は、皆をよく見ていました。

週に一回しか指導しなくても、その人間が、そのほかの日に、稽古をしているか、ちゃんと見ていました。普段稽古しているか、していないかは、動きを見れば分かります。ボソボソとよく、言ってました。「あいつは口が先行しているな」と。

月に一度しか見ないとしても同じ事です。以前会った時と、同じか進歩しているか、後退しているか、どのくらい稽古していたか、見ればすぐに分かります。

私の場合は、週に一度、月に一度、自分自身の毎日の稽古の結果を、その時に見てもらうという感じでした。

毎日、新しい事など教えられても、覚えられる訳がない。

教えられた事を、1週間・1ヶ月かけて「ジックリ」と稽古して自分のものにする。
それを、チェックしてもらう。

出来れば、次に進む。出来ていなければ、やり直し。ずぅ~と、この繰り返しでした。

毎日、毎日、稽古して、1日10時間・12時間稽古しても、納得できない時もありました。

自分には才能が無いのか、と何度も思いました。いや、何千回ですかね、そう思ったのは(笑)
しかし、あきらめの悪いこの性格。土俵際でいつも盛り返します(笑)
あきらめきれないんですね(笑)

と、ある日、突然出来るようになったりする。そういう時は嬉しいですね。やっててよかったぁ、って思います(笑)

そうして、30年間、武術に携わってきました。今は宗家という大役を先代の大先生から継承しましたが、自分の稽古で手が一杯です。
今年になってからですね、ちゃんと教え始めたのは。
もともと、教えるのは非常に苦手です。出来る事なら教えたくない(笑)
いや、教える時間があるなら、自分の稽古時間に、あてたい(笑)本音言い過ぎですね(笑)

先代の大先生も同じですね。教えるのは基本的に大嫌いな人です。
気の向いた時だけ(笑)怒られますね(笑)

あれだけ弟子や生徒が多かったのに、残っている人がほとんどいない。そういう考えなんです。1人残ればいいと。

でも、本来はそういうのが本物ですね。

手とり足とりで「強くなった人」は、見た事がないですね。

覚える前に、オリジナルをする人は論外ですね(笑)


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2008年8月9日土曜日

「稽古談義」

今日の稽古では、初段補(1級)の彼と乱取り、スタミナ稽古。基本の細かな部分をチェック。

基本がマダマダ。私からの要求は厳しい。期待しないなら、何も言わない。
20代の人間がバテちゃ駄目。

稽古が終わってから、ファミレスでお茶を飲みながら稽古談義。

その昔、まだ不二流体術に道場が無かった頃。

小学校の道場を借りて稽古をしていた。

稽古が終わると、近くのドトールコーヒーで全員でお茶をしていた。
そこで、毎回、稽古談義。

入門したての頃や、茶帯になったばかりの頃などは、先代の大先生の話す言葉を、耳をダンボのようにして聞いていた。
少しでも「ヒント」が欲しかったからだ。

その場で話していて、大先生と私だけしか理解出来ていない時などは、秘かに嬉しかった。

勿論、そういう事はいまだに誰にも言っていない(笑)また、誰も気付いていない。

話をするだけでも、かなりの「ヒントや答え」に気付き、自分の稽古に活用できた。

この、「気付き」が大事なんですね。皆、気付かないから、すぐに答えを欲しがる。それでは、駄目。
たまに、間違った「気付き」をしている人を見ますが、論外ですね(笑)
ほっておきましょう(笑)
私にとっては「ドトールコーヒー」が、物凄い「上達の場所」であった。

以前、何かの本で「太気拳」の「澤井先生」が公園での稽古を終えて、必ず喫茶店でお茶を飲み稽古について話していた、と書いてあったが、そこで得るものの大きさは、貪欲に吸収しようとする者にとっては、非常に有意義な場所になる。
ファミレスで初段補の彼とは1時間半くらい、お茶を飲みながら話していた。

何故、こうなのか。こうすると、どうなるのか。こうする場合と、こうする場合の違いは。

理解できたようだ。ちょっと、教えすぎたかな(笑)

これを、理解できたのは彼にとっては大きい。しかし、それを実行しながら、自分のものにする為には、かなりの稽古量がいる。

彼は最近、基本がかなり疎かになっている。
見ていて分かる。
稽古内容が、手を抜いている。楽をしているのだ。

手抜きはいかん。自分の為にならない。稽古相手の為にもならない。

それを言ったが、果たして分かるか?
彼自身は分かっていたみたいだ。
茶帯で終わりたいなら、これ以上は言わないが、先を見てその上を目指したいなら、今日の事はモノにしなければならない。

茶帯をしめている、本人自身が一番分かっているはずである。

そんなに甘いものではないと・・・

これからが楽しみである。

う~ん!厳し過ぎると、人は残らないかなぁ(笑)

まぁ、しょうがないな(笑)

でも、このぐらいで「厳しい」とか言われてもね(笑)

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「武芸十八般」

「武芸十八般」という言葉がある。
これは、様々な内容があるが、大体「体術・棒術・杖術・槍術・剣術・弓術・砲術・馬術・手裏剣術・居合術・鎖鎌術・鎖分銅術・薙刀術・水術・十手術・短刀術」などなど。

他にも内容に関しては、色々な説がある。

「武芸十八般」というからには、何を持ってしても、勝たなければいけない。この内容を見れば分かる。

相手が何かを持っていたから、こちらが何かを持っているとか、そんな事は全く関係がない。

生死を決する場において、言い訳は存在しない。

剣道初段の人間と、剣道八段の人間が「真剣」を持ち合い「勝負」するとどうなるか?

初段の人間が負けるとは限らない。

真剣勝負とは、そういうものである。

「武芸十八般」というのは「総合武術」なのである。

「格闘技」や「武道」は試し合いがある。

それはそれで非常にいいことである。

「階級制があり、同じ条件下で個人同士の強弱を競う。」
大事な事ではある。
「格闘技」や「武道」はそれが「定義」である。
また、それが全てである。

「武術」では、それは「一部分」になる。稽古場だけで戦えていても、日常空間の中で活用できなければ、意味がない。

現代社会の中で、何を言うんだ!と言う人もいるだろう。

かつて、「力道山」がナイフで「刺された」。
世の中には「格闘技」や「武道」の範疇では考えられない事、考えられない次元の戦いがある。
昔も「銃」はあった。「剣」は当たり前。「弓」も当たり前。「手裏剣」も当たり前。
昔の武術家達は、その中で生きてきた。生き残ってきた。

「相手がこれを持っていた」など、言い訳は出来ない。

言い訳する前に「命」がない。

様々な武術、武器を想定して稽古をしなければならない。

また、その武器の扱い方も勉強しなければならない。対処する為に。

様々な流派を、あらゆる技を、研究しなければならない。対処する為に。

現代においても何ら変わりはない。

と、思っているのは私だけ?(笑)

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2008年8月8日金曜日

「基本と応用」

当身技は数々ある。

不二流体術では、色々な当身技を教える。
当て方や、それを用いる時も違う。

先に当てる場合、途中で当てる場合、極めてから当てる場合、当身だけで倒す場合。と様々ある。

当身を上手く活用しなければ、技に入れない。技を移行できない。極めた後に戦闘不能に出来ない。

乱取りやスパーリングも大事である。

危険をなるべく少なくしなければ、お互いに怪我をする。
工夫が必要である。


武術の稽古は稽古場に過ぎない。

本番は何か?どこか?

日常の生活空間の中にある。これを、分かる人間が少ない。

多分、呼んでいる人で理解で来ている人は、少ないであろう。


基本を活かす為に応用する事は絶対に必要であるが、基本が出来ない人は、応用は出来ない。

また、応用ばかりしていると、崩れがひどくなる。

この崩れは、いつの間にかひどくなっていく。

それを修正するのが、基本なのである。

どれだけ上達しても、基本が大事なのは、これで分かる。

上達すればするほど、基本の大事さが分かるので、それを徹底してするようになる。

それで分からなければ、そのレベルなので、これ以上の説明はしない。


足から出るのは空手である。

足から出ると、一発で決めれればいいが、そうでなければ必ず反撃をくらう事になる。

手から出る事を覚えれば、いつでも足から出る事もできる。
最近、私の日本語能力を自分自身で疑うようになってきた。

福岡の総本部道場では私の言語が伝わるのだが、東京道場では1年たっても中々、伝わらない(笑)

最近になって、ようやく伝わるようになった(笑)

博多弁が出るのか?
イントネーションが悪いのか?

日本語になっていないのか?

言語を調べてくれる「ドクター」に診てもらうか。

「あ・い・う・え・お!」

九州では伝わるんだがなぁ(笑)

最近、師範代の彼も変化を見せている。自分で色々と気付き始めた。
遅いよ~!(笑)

基本をミッチリ、細かくやり直せば、さらに上達するだろう。

どれだけこちらが教えても、その人自身の中に、何もなければ、何もでてこない(笑)

こうして、気付くという事は、彼の中にシッカリと中身があった証拠である。

今年、黒帯を狙っている彼は、数ヶ月前から「結局、基本ですね!」と、その大事さに気付いていたみたいだ。

皆~!中身あるか~!

東京弁やないと、わからんとか~!(笑)

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2008年8月7日木曜日

「足の裏」

東京の中野の神明氷川神社の例大祭の奉納演武の打ち合わせに行って来ました。
道場がある地の「氏神様」の神社。

こじんまりとした神社だが、非常に良い。
神楽殿もある。そこで、奉納演武をさせて頂く。
宮司さんも昔、空手をしていたらしく武術がお好きな様である。

神様も「スサノオミコト」と合っている。
ヤマタノオロチを退治した神様。


先日の基本稽古の、「内打ち」の話の続き。

最短で入るには?という問いをする。答えは出る。

問いは自分で発信しなければならない。

黒帯ならば。茶帯や黒帯以外ならば、手取り足取りでもいいだろう。

自分自身で工夫するという事が非常に大事なのである。

「内打ち」の真骨頂は、ズラスとか「セコイ」レベルの話ではない。

東京の道場で稽古が終わり、初段の彼が足の裏を見せる。

「ここに、血豆が出来てしまいました。」
それで、いいんです。

私も足裏を見せる。「ほらっ!ここが、厚くなっているだろ。」
彼の血豆と同じ場所の皮が厚くなっている。

バランスをその場所で取れている為に、そうなる。

体重がどこに乗っているのかが分かる。

血豆が出来ると言う事は、今まではそこに体重が乗っておらず、バランスがおかしかったと言う事である。

カチン、カチンのタコになる。


先代の大先生に会うと、「足の裏を見せろ!」と言われる。

見せると、頷いている。

稽古をしているか、していないか、バランスはどうなっているか、確認作業である。


歩き方一つだけで言われていた。「稽古が足りない!」と。


昔、兄弟子の1人と話をしていて、起床したてにトイレに行く話になった。

「その時に、足の裏がこうなりますね。」と話したら、「そうそう。俺もそう。そういう時は、充実した稽古が出来ている証拠だよ。」
という話になった。

やはり、分かる人には分かる。

足の裏は、喋らないが、ものをちゃんと言っている(笑)

彼と次回に会う時が楽しみである。

カチン、カチンになっていなければ、口をきくのをよそう・・・
シカトだ!シカト!(笑)冷たいかな(笑)

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2008年8月6日水曜日

「後悔」

今日は、別の雑誌の担当の方から電話がありました。

まだ、企画段階なので、こちらも決まり次第、お知らせします。


修行をしていて、いつも思う。修行に終わりはない。

死ぬまで終わらないであろう。
30年武術をかじってきて、まだ今からがスタート。やっと、スタートラインに立ったような感覚がある。

やればやるほど、その奥は深い。おそらくゴールはない。

何の世界でも同じではないだろうか・・・

どんな達人でも、一年間何もしなければ、ただの人になる。

素人には通用するだろうが、玄人には通用しない。当たり前である。

口で何を言おうが、動きで分かる。

恐怖心を克服する為に、色々な事をする。

精神修行も、年がら年中していなければ、すぐに元通り。
一年に数回しかしていない人間は、ただの気分転換でしかない。

数回しかしないのに、何が分かるのか?分かるはずがない。

そういう人が、講釈しているのを見ると、「はいはい!」で終わり(笑)

何年かに一回とかは、論外である(笑)

だが、そういう人に限って講釈する(笑)
もう、たくさんだ!

稽古も同じ。年がら年中していなければ、すぐに逆戻り。

逆戻りしたくないので、健康には気をつける。当たり前である。

身体を壊すには、理由がある。12年前に、酒の飲みすぎで身体を壊した。

武術に携わるには、「資格がない」ようなことをした。

それ以来、酒は断った。

酒を程よく飲める人には、逆に百薬の長となる。羨ましい・・・
何事も過ぎたるは、ということであろう。


どうせ過ぎたる事をするならば、稽古や修行で過ぎたる事をして、身体を壊したい(笑)

いや、壊したら駄目か(笑)

きつい事を自らに課して、一つづつ克服しなければ、その後にある強さは手に入れることは出来ない。

武術だけではなく、何事もそうである。

一つ克服すれば、必ず次の課題が必ず出てくる。

いつ終わるのか?終わりはない。

ゆっくりするのは、墓の中に入れば、ゆっくり寝れる(笑)

それまでは、楽な道ときつい道の「二つの道」があれば、敢えて「きつい道」を自ら選びたい。
自らの人生である。絶対に後悔はしたくない。何事も・・・

こういう性格では、やはり、人数増やすのは、「あきらめる」しかないかな(笑)

ついて来れないだろうな(笑)


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2008年8月5日火曜日

「厳しさの後の…」

今日は朝から師範達が集まっての稽古。
先代の大先生にも来て頂いて、護身術の稽古。
その後に、一般の部の合同稽古。

基本のステップ、基本稽古。

身体が伸び上がるのが駄目だという事が、少し理解できた奴がいたが、まだ出来ない。

理解できたという事は、一つの進歩である。

基本稽古で、真っ直ぐに相手に入身していくが、真っ直ぐに入るということが、難しい。皆、斜めに入る。楽だから。

手から先に入るという事も難しいらしい。今まで何をしていたの???

「内打ち」という基本稽古がある。
これは手から出て、肩を使い、相手の前手を打ち、真っ直ぐに入りながら、腰を切り、半身になり、スライドしながら入り身する。

文字にすれば、たったこれだけの事だが、何年していても出来ない人は出来ない。

出来ないと、人間は自分の考えの範囲でそれを消化しようとする。

そうすると、理解出来ていない場合は、かなり違う形になる。

だが、自分なりにその形がやり易いものだから、それに固執する。

と、年月がたって振り返ると、かなり違う道を行っている。

そこで気付いて引き返せばいいが、気付かずそのままの人が多い。

お~い!お~い!聞こえるかぁ~!(笑)まだ、間に合うぞぉ~!(笑)
基本稽古の一つ一つが皆、そうなっている。やばい!

頑張って直さないと、とんでもない事になる。私も教えていて非常に「はがゆい」。何でこうなっているんだ!東京の道場の場合、私が直接指導する時間が少ない。どげんかせんとイカン。

最後にスタミナ稽古。

頭でっかちな奴は、強くはなれない。1に体力、2に技術である。1に技術、2に技術など「ありえない!」。それは楽だからだ。年を取るとしょうがないのだが・・・


私の稽古方法は、きつい。だが、必ず強くなれる。ついて来れればだが。

強い弟子が育たないというのは、ちゃんと理由がある。当たり前の話である。上の責任である。あっ!俺だ!(笑)

頭でっかちにならずに、言われる事を素直にする事。まずは動く事である。


稽古途中に、黒帯の人間が弱音をはいた。彼は腰を痛めている。
腰を痛めていれば、動きが悪いのは当たり前。だが、言い訳は一言で終わらなかった。長々と説明する。

プチ~ン!自分の中で何かが切れる。

「黒帯を返上しろ!」

言い訳ばかりするなら、黒帯をしめる資格はない。言い訳はいかん。
言い訳ばかりするというのは、普段の生活でも必ず出る。

男の子は厳しく鍛えなければならない。厳しく鍛えられていない人間、甘やかされた人間は、本人自身が駄目だという事を分かっているはずだ。
厳しく鍛えられていない人間が、どうしたら強くなれるのだろう?強くなれるわけがない。

日本刀は鉄で出来ている。叩かれていない鉄は「弱い」。

強い人間は全て、厳しい鍛錬を耐えて上がって来ている。例外はない。

私にとっては、厳しくする事が彼に対する優しさなのである。分かるかどうかは、本人次第。
だが、辞めずに成長できた後には必ず感謝できる。
あの時に、厳しく鍛えてもらってよかったと。

そこで、逃げる人間が大半だが・・・

国士舘時代も、普通の奴も応援団に憧れて入ってきた。
一年間びっしりと鍛えられ、二年生になった時は、そういう普通の人間でも、一丁前になっている。国士舘の応援団の団員として、恥ずかしくない人間になっている。

だが、逃げる奴、多いんだよなぁ(笑)ほとんど、逃げる(笑)

逃げると、その後の人生の中で、同じ様な場面が必ず再び回ってくる。踏ん張れれば、成長できる。

自分の能力以上の事をする時期が、人間には必ずある。そこから逃げずに成長しなければならない。

それが、生きている事の面白さ。昨日は出来なかった、昨日までは逃げ出していた事を、今日は踏ん張れる。
天秤かける奴は、天秤にかけられる。

耐えて、生き残るって事自体に、凄い価値がある。
誰もが出来る事ではない。

分かるかなぁ。分からねぇだろうなぁ(笑)
今日は、熱くなってしまった(笑)

おい!どうせなら、熱く生きようぜ! つまんないだろ!チョボチョボじゃ!(笑)

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2008年8月4日月曜日

「理解度」

今日は朝から雑誌の取材の打ち合わせ。
決定次第、お知らせします。

2時間ほど打ち合わせをして、一週間後に再度、打ち合わせをする事になった。

どうやら、何とか形になるみたいだ。

裏話などを色々、聞かせて頂いて非常に面白かった。

出版というのも大変だなぁ。

夕方からは稽古。六時から九時まで。

今日来ていた彼は稽古日はフル出席している、やる気マンマンの男。
昇級審査でも、確実に段階を一つづつ上がって来ている。

合宿もフル出席していた。

軸がブレルのが、少し理解できたみたいだ。

経験者でも、軸を意識できる人は、中々いない。
上達すればするほど、軸のブレは無くなる。

打突も少し分かったようだ。

力の無駄遣いをしないように出来るといいんだが・・・

乱取り、スパーリングをする。

基本の応用の仕方が、やっと理解できたようだ。

ずっと、唸っている。「う~ん!う~ん!これは!・・・」
面白さが分かってくれたな。

少しの差だが、分かると分からないでは大きい差を生む。

彼曰く「基本稽古の大事さ、重要さが改めて分かりました。」

そうなんです。全て基本稽古なんです(笑)

理解できるか出来ないかで、その後の稽古の内容が全然変わる。

あとは、彼の努力次第。

私自身も手術が終わり、抜鋼して身体の膿が全部出て、身体がドンドン動くようになって来ている。

さぁ~て!明日も稽古だ!嬉しいなぁ!

飯食って、寝よう!
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2008年8月3日日曜日

「12時間半」

夕方から、不二流体術を応援してくれている方と会う。

会ってみて驚いた。

顔が腫れている!コマワリ君のようにえらの辺りが異常に腫れている。

見ると爆笑してしまった(笑)コ、コマワリ君だ!

おたふく風邪で腫れているみたい。「おたふく風邪ですか?」

「いや、疲れらしい・・・」

疲れでこんな顔になるのか!初めて知った!

両方の頬に、「冷えピタ」を貼っている(笑)

真面目な話をしているんだが、顔を見るとどうしても笑ってしまう(笑)

「笑いすぎだ!」怒られる。

「すいません!」でも、笑ってしまう(笑)

失礼ですね。すいませんでした(笑)

居酒屋で一緒にご飯を食べる。ここの魚が美味い!

魚が美味い店って本当にいいですね。

福岡は魚が新鮮で美味しい店が多い。刺身などは絶品で安い。

しかし、味噌漬けや粕漬けの美味いのを、あまり食べた事がない。

そういう店を知らないだけなのかも知れないが・・・

反対に東京などは、粕漬けや味噌漬けが美味い。

土地の差でしょうか?

二軒目、三軒目と飲み屋をハシゴする。

中々、帰ろうとしない。「そろそろ、帰りましょう。」と声をかける。

「ヨシッ!行こう!」。やっと、寝れる!

と、四軒目・・・

店の人に聞く。「ここは、何時まで?」

「三時までです。」「さ、三時まで!・・・」

う~ん!三時まで居るんだろうなぁ・・・

三時を過ぎても帰らない。「三時ですよ。そろそろ・・・」

「よしっ!行こう!」。

と、五軒目・・・

結局、解散したのは朝の五時半。夕方の五時から12時間半。

今日は長かったなぁ(笑)

あ、明るいなぁ!ね、ねむい!

今日は朝の10時から雑誌の取材の打ち合わせ。

ねれないなぁ・・・

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2008年8月2日土曜日

「もっと、きつく」

今日の稽古は一般の部。
基本のステップを細かく指導。
基本稽古を細かく指導。
不二流体術の「女武芸者」を目指す女の子も来ていた。
ステップや基本稽古の形が、かなり上達している。
体力も、かなりアップしている。
身体も柔らかい。
人間というのは、2ヶ月でこれほど成長するものか。
今後が楽しみである。
黒帯になったばかりの彼は細かな動きを修正する。もう少しだな。
猿の惑星から、その彼も来ていた。
今日は少し一緒に稽古をした。
やはり、口で説明するよりも、身体を使って教える方が私には合っている。そこに、言葉は補足ですむ。
少しは伝わったみたいだ。
日本語は中々、お互いに苦手みたいである(笑)
昔の原始人たちは、ボディランゲージだった。身体の動きの方が、意思は伝わる(笑)
裸の付き合いが、彼には必要なようだ(笑)
歩法を教える。
やはり、黒帯・茶帯は理解度が早い。
早いが出来る、出来ないは別である(笑)一ヵ月後が楽しみである。
最後に「スタミナ」を付ける為の稽古。
マダマダ、皆スタミナを付けなければならない。
今は「キツイ」だろうが、慣れるはず?である(笑)
いや、慣れなければならない。
途中で何回でも吐きに行ってください(笑)
稽古が終わってからは、皆でいつもの「焼き鳥屋」に行く。
ヤッパリ、「焼き鳥屋」は落ち着くなぁ(笑)
茶帯の彼は今日は非常に「饒舌」である。彼は稽古に対する姿勢、不二流体術に対する姿勢が、物凄く真面目である。
こういう奴らには、こちらも精一杯教えてやりたくなる。
よ~し!もっとキツク稽古していこう(笑)
乗り切った奴は、必ず強くなる。
楽しみだなぁ。
いやはや、何とも嬉しい限りである。
そして、誰も居なくなった。
何て事は無いように祈っておこう(笑)

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「歩法」

今日の稽古は、総本部道場で一般の部の稽古。
もう一つのブログを書いている、茶帯の彼を相手に稽古。
動きを根本からチェック。
歩法を徹底的にするが、中々出来ない。
この歩法はかなり大事な部分である。
これが出来れば、半分は出来たと言ってもいい。
これを、5年で出来る人、7年で出来る人、10年たっても出来ない人と、これは人によって違う。
不二流体術の基本は「歩法」にある。
基本であり、また「極意」にも通じる。
色々していると、動きがバラバラになってしまう。その時は歩法に戻る。
基本稽古をしていると分かるが、受けと攻撃を同時にする為、一つの動作にする為である。
受けて、攻撃ではない。
受けと攻撃が同時なのである。
これを、「交叉法」という。
武術の「技」は下半身がするものだと言っていい。
理解できてない人は、どうしても上半身で覚えようとする。
茶帯であれば、これは出来るように努力しなければならない。
次は黒帯だからである。
最後には、スタミナをつける為の稽古。
これを、もっと数を増やすようにしていかなければならない。
毎週、セット数を増やしていこう(笑)
人間、キツイ事をしていても、必ず慣れる。
慣れとは恐ろしい。
慣れた時は、成長している証である。
やる事は、たくさんあるなぁ(笑)

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