2008年9月29日月曜日

「引退」

小泉元首相が政界を引退するという。

永田町ではカンカンガクガク。

去り際の見事さは、凄い。理由はどうあれ。

引退するというのは、その世界でずっとやってきた人にとっては、物凄い思いがあるだろう。

晩年をどう生きるか?

それを自分自身で描くのは難しいだろう。

去り際の見事さでいえば、不二流体術の初代・古賀不二人先生も見事だった。

先代の大先生と出会って、すぐに引退。

「あんたの好きにしなさい」と全てを任せる。

先代の大先生の引退も見事の一言。

引退を決める一ヶ月前から「行」に入り、自分自身を鉄に例え、「はがねを鍛えに鍛えぬいた」。

絶対に間違いが無いようにと、酒を断ち、毎日「行」をして、一ヶ月後に結論を出した。

私が継承したのは、その「偉大な先人二人」の作ってきた歴史。

非常に重い。今もその重責を毎日思う。

自分が引退する時は、果たしてどうなのであろう?

晩年の事も今から考えておかなければならないのか?
全盛期は凄く、晩年が汚れる人は多い。

晩年まで見事にという形は少ないように思える。

引退する場合がベストの場合と、死ぬまで引退しない場合がベストの状態と、色々な場合があるであろう。
偉大な先人の名を汚さぬように、精進するのみである。

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