東南アジアの戦場から日本に戻ったのは、24歳の終わりの頃。
当時、最前線まで出て作戦を遂行し、無事に帰還できた為に一人で悦に入っていた私。
回りはベテランの兵士達ばかりだった。
そんな中で新兵が無事に任務を遂行できたという事で、得意満面だった私。
作戦遂行中にはベテランも新兵もない。それを肌で実感した。
己の肚はどこまであるのか、見極めてみたかった。
生と死の狭間に自分自身を置いてみたかった。
そんな得意満面だった私とは全然違う男がいた。勿論日本人である。
彼は自衛隊出身者。寡黙な男。
鼻の先で馬鹿にしていた面があった。
単純に俺の方が凄いんだという意味で。
しかし、その男は「ゲリラに骨を埋める」と言って、日本には帰らなかった。
日本と現地を行ったり来たりして、ゲリラ活動を続けている人達は何人かいた。
私もその一人だった。
その男は日本に帰らず、現地のゲリラ部隊に留まり続けた。
そして、戦場で亡くなった。
それを聞いた時の衝撃は言葉に言い表せない。
そこまで覚悟をしていた男には勝てない。
単純にそう思った。
この人の真似は出来ない。悔しいが出来ない。凄い!
その男と特別に親交があったわけではない。
言葉ではなく単純にその行動に心を打たれた。
私の足は自然にそこから遠ざかっていった。
この程度の兵士であった私であったが、最前線の戦場から日本に戻ると、物凄い嫉妬が待っていた。それは、後述する事とする。
一年半前に不二流体術の宗家を継承して、私自身の覚悟は決まった。
死ぬまでやり続ける覚悟が出来た。
決して、あの男には負けたくない。
人間の覚悟というものは、もの凄いエネルギーを出す。また、肚も据わる。
肚が座れば何事も苦労には感じない。
たまに愚痴は出るが・・・(笑)
人それぞれ、覚悟の仕方は違う。
肚が据われば人生が楽しくなってくる(笑)
こんな私は、おかしいのだろうか・・・?
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