2008年8月7日木曜日

「足の裏」

東京の中野の神明氷川神社の例大祭の奉納演武の打ち合わせに行って来ました。
道場がある地の「氏神様」の神社。

こじんまりとした神社だが、非常に良い。
神楽殿もある。そこで、奉納演武をさせて頂く。
宮司さんも昔、空手をしていたらしく武術がお好きな様である。

神様も「スサノオミコト」と合っている。
ヤマタノオロチを退治した神様。


先日の基本稽古の、「内打ち」の話の続き。

最短で入るには?という問いをする。答えは出る。

問いは自分で発信しなければならない。

黒帯ならば。茶帯や黒帯以外ならば、手取り足取りでもいいだろう。

自分自身で工夫するという事が非常に大事なのである。

「内打ち」の真骨頂は、ズラスとか「セコイ」レベルの話ではない。

東京の道場で稽古が終わり、初段の彼が足の裏を見せる。

「ここに、血豆が出来てしまいました。」
それで、いいんです。

私も足裏を見せる。「ほらっ!ここが、厚くなっているだろ。」
彼の血豆と同じ場所の皮が厚くなっている。

バランスをその場所で取れている為に、そうなる。

体重がどこに乗っているのかが分かる。

血豆が出来ると言う事は、今まではそこに体重が乗っておらず、バランスがおかしかったと言う事である。

カチン、カチンのタコになる。


先代の大先生に会うと、「足の裏を見せろ!」と言われる。

見せると、頷いている。

稽古をしているか、していないか、バランスはどうなっているか、確認作業である。


歩き方一つだけで言われていた。「稽古が足りない!」と。


昔、兄弟子の1人と話をしていて、起床したてにトイレに行く話になった。

「その時に、足の裏がこうなりますね。」と話したら、「そうそう。俺もそう。そういう時は、充実した稽古が出来ている証拠だよ。」
という話になった。

やはり、分かる人には分かる。

足の裏は、喋らないが、ものをちゃんと言っている(笑)

彼と次回に会う時が楽しみである。

カチン、カチンになっていなければ、口をきくのをよそう・・・
シカトだ!シカト!(笑)冷たいかな(笑)

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2008年8月6日水曜日

「後悔」

今日は、別の雑誌の担当の方から電話がありました。

まだ、企画段階なので、こちらも決まり次第、お知らせします。


修行をしていて、いつも思う。修行に終わりはない。

死ぬまで終わらないであろう。
30年武術をかじってきて、まだ今からがスタート。やっと、スタートラインに立ったような感覚がある。

やればやるほど、その奥は深い。おそらくゴールはない。

何の世界でも同じではないだろうか・・・

どんな達人でも、一年間何もしなければ、ただの人になる。

素人には通用するだろうが、玄人には通用しない。当たり前である。

口で何を言おうが、動きで分かる。

恐怖心を克服する為に、色々な事をする。

精神修行も、年がら年中していなければ、すぐに元通り。
一年に数回しかしていない人間は、ただの気分転換でしかない。

数回しかしないのに、何が分かるのか?分かるはずがない。

そういう人が、講釈しているのを見ると、「はいはい!」で終わり(笑)

何年かに一回とかは、論外である(笑)

だが、そういう人に限って講釈する(笑)
もう、たくさんだ!

稽古も同じ。年がら年中していなければ、すぐに逆戻り。

逆戻りしたくないので、健康には気をつける。当たり前である。

身体を壊すには、理由がある。12年前に、酒の飲みすぎで身体を壊した。

武術に携わるには、「資格がない」ようなことをした。

それ以来、酒は断った。

酒を程よく飲める人には、逆に百薬の長となる。羨ましい・・・
何事も過ぎたるは、ということであろう。


どうせ過ぎたる事をするならば、稽古や修行で過ぎたる事をして、身体を壊したい(笑)

いや、壊したら駄目か(笑)

きつい事を自らに課して、一つづつ克服しなければ、その後にある強さは手に入れることは出来ない。

武術だけではなく、何事もそうである。

一つ克服すれば、必ず次の課題が必ず出てくる。

いつ終わるのか?終わりはない。

ゆっくりするのは、墓の中に入れば、ゆっくり寝れる(笑)

それまでは、楽な道ときつい道の「二つの道」があれば、敢えて「きつい道」を自ら選びたい。
自らの人生である。絶対に後悔はしたくない。何事も・・・

こういう性格では、やはり、人数増やすのは、「あきらめる」しかないかな(笑)

ついて来れないだろうな(笑)


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2008年8月5日火曜日

「厳しさの後の…」

今日は朝から師範達が集まっての稽古。
先代の大先生にも来て頂いて、護身術の稽古。
その後に、一般の部の合同稽古。

基本のステップ、基本稽古。

身体が伸び上がるのが駄目だという事が、少し理解できた奴がいたが、まだ出来ない。

理解できたという事は、一つの進歩である。

基本稽古で、真っ直ぐに相手に入身していくが、真っ直ぐに入るということが、難しい。皆、斜めに入る。楽だから。

手から先に入るという事も難しいらしい。今まで何をしていたの???

「内打ち」という基本稽古がある。
これは手から出て、肩を使い、相手の前手を打ち、真っ直ぐに入りながら、腰を切り、半身になり、スライドしながら入り身する。

文字にすれば、たったこれだけの事だが、何年していても出来ない人は出来ない。

出来ないと、人間は自分の考えの範囲でそれを消化しようとする。

そうすると、理解出来ていない場合は、かなり違う形になる。

だが、自分なりにその形がやり易いものだから、それに固執する。

と、年月がたって振り返ると、かなり違う道を行っている。

そこで気付いて引き返せばいいが、気付かずそのままの人が多い。

お~い!お~い!聞こえるかぁ~!(笑)まだ、間に合うぞぉ~!(笑)
基本稽古の一つ一つが皆、そうなっている。やばい!

頑張って直さないと、とんでもない事になる。私も教えていて非常に「はがゆい」。何でこうなっているんだ!東京の道場の場合、私が直接指導する時間が少ない。どげんかせんとイカン。

最後にスタミナ稽古。

頭でっかちな奴は、強くはなれない。1に体力、2に技術である。1に技術、2に技術など「ありえない!」。それは楽だからだ。年を取るとしょうがないのだが・・・


私の稽古方法は、きつい。だが、必ず強くなれる。ついて来れればだが。

強い弟子が育たないというのは、ちゃんと理由がある。当たり前の話である。上の責任である。あっ!俺だ!(笑)

頭でっかちにならずに、言われる事を素直にする事。まずは動く事である。


稽古途中に、黒帯の人間が弱音をはいた。彼は腰を痛めている。
腰を痛めていれば、動きが悪いのは当たり前。だが、言い訳は一言で終わらなかった。長々と説明する。

プチ~ン!自分の中で何かが切れる。

「黒帯を返上しろ!」

言い訳ばかりするなら、黒帯をしめる資格はない。言い訳はいかん。
言い訳ばかりするというのは、普段の生活でも必ず出る。

男の子は厳しく鍛えなければならない。厳しく鍛えられていない人間、甘やかされた人間は、本人自身が駄目だという事を分かっているはずだ。
厳しく鍛えられていない人間が、どうしたら強くなれるのだろう?強くなれるわけがない。

日本刀は鉄で出来ている。叩かれていない鉄は「弱い」。

強い人間は全て、厳しい鍛錬を耐えて上がって来ている。例外はない。

私にとっては、厳しくする事が彼に対する優しさなのである。分かるかどうかは、本人次第。
だが、辞めずに成長できた後には必ず感謝できる。
あの時に、厳しく鍛えてもらってよかったと。

そこで、逃げる人間が大半だが・・・

国士舘時代も、普通の奴も応援団に憧れて入ってきた。
一年間びっしりと鍛えられ、二年生になった時は、そういう普通の人間でも、一丁前になっている。国士舘の応援団の団員として、恥ずかしくない人間になっている。

だが、逃げる奴、多いんだよなぁ(笑)ほとんど、逃げる(笑)

逃げると、その後の人生の中で、同じ様な場面が必ず再び回ってくる。踏ん張れれば、成長できる。

自分の能力以上の事をする時期が、人間には必ずある。そこから逃げずに成長しなければならない。

それが、生きている事の面白さ。昨日は出来なかった、昨日までは逃げ出していた事を、今日は踏ん張れる。
天秤かける奴は、天秤にかけられる。

耐えて、生き残るって事自体に、凄い価値がある。
誰もが出来る事ではない。

分かるかなぁ。分からねぇだろうなぁ(笑)
今日は、熱くなってしまった(笑)

おい!どうせなら、熱く生きようぜ! つまんないだろ!チョボチョボじゃ!(笑)

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2008年8月4日月曜日

「理解度」

今日は朝から雑誌の取材の打ち合わせ。
決定次第、お知らせします。

2時間ほど打ち合わせをして、一週間後に再度、打ち合わせをする事になった。

どうやら、何とか形になるみたいだ。

裏話などを色々、聞かせて頂いて非常に面白かった。

出版というのも大変だなぁ。

夕方からは稽古。六時から九時まで。

今日来ていた彼は稽古日はフル出席している、やる気マンマンの男。
昇級審査でも、確実に段階を一つづつ上がって来ている。

合宿もフル出席していた。

軸がブレルのが、少し理解できたみたいだ。

経験者でも、軸を意識できる人は、中々いない。
上達すればするほど、軸のブレは無くなる。

打突も少し分かったようだ。

力の無駄遣いをしないように出来るといいんだが・・・

乱取り、スパーリングをする。

基本の応用の仕方が、やっと理解できたようだ。

ずっと、唸っている。「う~ん!う~ん!これは!・・・」
面白さが分かってくれたな。

少しの差だが、分かると分からないでは大きい差を生む。

彼曰く「基本稽古の大事さ、重要さが改めて分かりました。」

そうなんです。全て基本稽古なんです(笑)

理解できるか出来ないかで、その後の稽古の内容が全然変わる。

あとは、彼の努力次第。

私自身も手術が終わり、抜鋼して身体の膿が全部出て、身体がドンドン動くようになって来ている。

さぁ~て!明日も稽古だ!嬉しいなぁ!

飯食って、寝よう!
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2008年8月3日日曜日

「12時間半」

夕方から、不二流体術を応援してくれている方と会う。

会ってみて驚いた。

顔が腫れている!コマワリ君のようにえらの辺りが異常に腫れている。

見ると爆笑してしまった(笑)コ、コマワリ君だ!

おたふく風邪で腫れているみたい。「おたふく風邪ですか?」

「いや、疲れらしい・・・」

疲れでこんな顔になるのか!初めて知った!

両方の頬に、「冷えピタ」を貼っている(笑)

真面目な話をしているんだが、顔を見るとどうしても笑ってしまう(笑)

「笑いすぎだ!」怒られる。

「すいません!」でも、笑ってしまう(笑)

失礼ですね。すいませんでした(笑)

居酒屋で一緒にご飯を食べる。ここの魚が美味い!

魚が美味い店って本当にいいですね。

福岡は魚が新鮮で美味しい店が多い。刺身などは絶品で安い。

しかし、味噌漬けや粕漬けの美味いのを、あまり食べた事がない。

そういう店を知らないだけなのかも知れないが・・・

反対に東京などは、粕漬けや味噌漬けが美味い。

土地の差でしょうか?

二軒目、三軒目と飲み屋をハシゴする。

中々、帰ろうとしない。「そろそろ、帰りましょう。」と声をかける。

「ヨシッ!行こう!」。やっと、寝れる!

と、四軒目・・・

店の人に聞く。「ここは、何時まで?」

「三時までです。」「さ、三時まで!・・・」

う~ん!三時まで居るんだろうなぁ・・・

三時を過ぎても帰らない。「三時ですよ。そろそろ・・・」

「よしっ!行こう!」。

と、五軒目・・・

結局、解散したのは朝の五時半。夕方の五時から12時間半。

今日は長かったなぁ(笑)

あ、明るいなぁ!ね、ねむい!

今日は朝の10時から雑誌の取材の打ち合わせ。

ねれないなぁ・・・

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2008年8月2日土曜日

「もっと、きつく」

今日の稽古は一般の部。
基本のステップを細かく指導。
基本稽古を細かく指導。
不二流体術の「女武芸者」を目指す女の子も来ていた。
ステップや基本稽古の形が、かなり上達している。
体力も、かなりアップしている。
身体も柔らかい。
人間というのは、2ヶ月でこれほど成長するものか。
今後が楽しみである。
黒帯になったばかりの彼は細かな動きを修正する。もう少しだな。
猿の惑星から、その彼も来ていた。
今日は少し一緒に稽古をした。
やはり、口で説明するよりも、身体を使って教える方が私には合っている。そこに、言葉は補足ですむ。
少しは伝わったみたいだ。
日本語は中々、お互いに苦手みたいである(笑)
昔の原始人たちは、ボディランゲージだった。身体の動きの方が、意思は伝わる(笑)
裸の付き合いが、彼には必要なようだ(笑)
歩法を教える。
やはり、黒帯・茶帯は理解度が早い。
早いが出来る、出来ないは別である(笑)一ヵ月後が楽しみである。
最後に「スタミナ」を付ける為の稽古。
マダマダ、皆スタミナを付けなければならない。
今は「キツイ」だろうが、慣れるはず?である(笑)
いや、慣れなければならない。
途中で何回でも吐きに行ってください(笑)
稽古が終わってからは、皆でいつもの「焼き鳥屋」に行く。
ヤッパリ、「焼き鳥屋」は落ち着くなぁ(笑)
茶帯の彼は今日は非常に「饒舌」である。彼は稽古に対する姿勢、不二流体術に対する姿勢が、物凄く真面目である。
こういう奴らには、こちらも精一杯教えてやりたくなる。
よ~し!もっとキツク稽古していこう(笑)
乗り切った奴は、必ず強くなる。
楽しみだなぁ。
いやはや、何とも嬉しい限りである。
そして、誰も居なくなった。
何て事は無いように祈っておこう(笑)

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「歩法」

今日の稽古は、総本部道場で一般の部の稽古。
もう一つのブログを書いている、茶帯の彼を相手に稽古。
動きを根本からチェック。
歩法を徹底的にするが、中々出来ない。
この歩法はかなり大事な部分である。
これが出来れば、半分は出来たと言ってもいい。
これを、5年で出来る人、7年で出来る人、10年たっても出来ない人と、これは人によって違う。
不二流体術の基本は「歩法」にある。
基本であり、また「極意」にも通じる。
色々していると、動きがバラバラになってしまう。その時は歩法に戻る。
基本稽古をしていると分かるが、受けと攻撃を同時にする為、一つの動作にする為である。
受けて、攻撃ではない。
受けと攻撃が同時なのである。
これを、「交叉法」という。
武術の「技」は下半身がするものだと言っていい。
理解できてない人は、どうしても上半身で覚えようとする。
茶帯であれば、これは出来るように努力しなければならない。
次は黒帯だからである。
最後には、スタミナをつける為の稽古。
これを、もっと数を増やすようにしていかなければならない。
毎週、セット数を増やしていこう(笑)
人間、キツイ事をしていても、必ず慣れる。
慣れとは恐ろしい。
慣れた時は、成長している証である。
やる事は、たくさんあるなぁ(笑)

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